元々はぬかじが渋谷に移転する前にやってた場所。最近になって一柳から店名変更。
オヤジさんのキャラが凄く良い店。
我が人生を謳歌している感じが伝わってくる。
排骨担々麺のスープを啜るとちゃんと胡麻とスパイスが効いているが、ちょっとベースの出汁の厚みが弱いかな。
カウンター横には中学生とそのお父さん。
息子はさっきからご飯旨い!を連発。ラーメン褒めてあげなよ…と少し思う。
暫くして息子からご飯のお代わりコール。お父さんが食券機に行こうとすると、店主から「いいよ、お代わりタダで大丈夫!」と声が。
確かに育ち盛りの中学生が飯をかっ喰らう姿は側からみていても気持ちいい。サービスしたくなる気持ち、凄くわかる。
お父さんが「いや、ちゃんと払います。」と席に立とうとすると、いきなり店主がこっちを指差し、「こちらのお客さんご飯食べてないからその分で!」
え?え?と動揺しているとお父さんから丁寧にお辞儀をされる。
すかさず息子に「なんかよく分からないけど、俺のお陰でお代わり出来る見たいだから感謝しろよ。」と言うと店主が大爆笑。
律儀に「ありがとうございます」と頭を下げる息子。私も「嘘、嘘、冗談だから。ハハハ」と。みんな笑顔に。
そんなこんなで楽しく排骨担々麺を平らげる。
最初不安に思った味も、終盤から旨みが増して来て全く問題無かった。
えーちゃんの20年後ってこんな感じかもなーって笑顔が素敵な店主でした。