奥多摩湖を更に上流に進み、東京都から山梨県へ。
人里離れた山あいの小さな集落に評判の味噌ラーメン屋があるという…
こんな山の中で味噌ラーメン屋が成立するのだろうか?にわかには信じ難い。
山道をぐんぐん進んで行くと、自然に囲まれたお店を発見。黒揚羽の荘厳な感じとは対照的な小ぢんまりとしたかわいい小屋。
店内に入ると若い女性スタッフが5人もキビキビと働いている。この人手不足のご時世ではあるが、ちゃんと雇用を生んでいるのかぁ。うーん、それだけでも素晴らしい。
テーブル席に案内され、程なくして出てきた味噌ラーメン。虹彩釉のどんぶりが印象的。
スープを啜るとかなりの衝撃。唯一無二の味噌ラーメン。
パンチがあるのに全く重さが無いという、一見矛盾する奇跡がどんぶりの中で起きている。
麺とスープのバランスも完璧だし具材の仕事量もきちんと感じる。
個人的に刺さった訳ではないけど、こりゃあ勝ちしか見えん。女性は絶対に好きなやつ。
こんな田舎で成功する最適解を導き出すとは…
こちらの店主恐るべしだな。