不動前の麺屋まことと矢向の中華そば千里に行って以来、焼き鳥とラーメンの二毛作に激しく可能性を感じている今日この頃。
だって、夜営業のみの焼き鳥と、夜が弱いラーメン。焼鳥屋が捨てるような地鶏のガラもスープに活用できるし、昼と夜、交互の宣伝効果も期待出来る。で、家賃が1店舗分ならやらない手は無い。
今日はそんな二毛作ラーメンを2店を巡る事に。
一軒目は「青山 焼鳥倶楽部 昼の部」へ。
にじり口をくぐって店内へ。
茶の湯の世界でのにじり口の意味を知っていると、お店側が客に低頭での入場を強いるのはどうなの?とか思うが、まぁ昔から隠れ家感を演出するのによく用いられる手法。
店内はバブル以前に流行ったような黒を基調とした和モダンの内装。
コの字の奥行きのある人代のカウンターに背もたれの切り立った座りづらい椅子も当時の面影。かなり古い店なのかな?
ラーメンを頼むと、太麺か細麺かに加え、チャーシューは炙りますか?と聞かれる。太麺で、あと、チャーシューは、そりゃあ炙るでしょ。
おそらくこうやって、焼き台で炙ってる事をそれとなくアピってるのだろう。
出て来たラーメンは予想に反して鶏白湯。
かなり良い鶏出汁が出ているのだが、いかんせんカエシが甘ったるい。
これじゃあせっかくのスープが台無しだ。
そこそこ客入りもよく夜の常連も顔を出している感じだが、そりゃあ50年も前からだるまやが地域一番店というラーメン不毛地帯。そこそこ客が入って当然。
折角だからちゃんと作ればいいのになぁ。