• 特製拉麺(1200円)

  • 火鍋居酒屋の間借り営業の店が出来たというので訪問。

    パーラーハットを逆さにしたみたいな丼に醤油の濃い色のスープ。低加水のパッツンストレート細麺。チャーシューは小慣れた感じの豚と鶏。ビジュアル的には成CHを彷彿させるが関係あるのかな?

    色が濃い割に塩味がマイルドで芳醇な香りの醤油、無化調を謳っているだけあって、かなりの豚と鶏のガラをぶち込んでいるスープ…
    カウンター4席、回転数、前面通行量、昼間の周辺人口、ザッと計算してみるが原価率が高くなり過ぎて店主の手残りは殆ど無い。

    帰り際、他の客が引けたので「どこかで修行したの?」って聞いてみるが、「修行って言える程は…自分でいろいろ考えてやってます。」
    風貌はヤンチャだが、若い真っ直ぐな瞳。

    伝えたい事は山ほどあったが、「この立地だと、無化調に拘った優しい味より、分かりやすく美味しい味で客を引いた方が良いかもねー」
    とだけ伝えると、「ありがとうございます!」と深々とお礼。

    気持ちの良い好青年だが、実店舗を持つまでには長い道のりになりそうだ…