• 北海道味噌漬け炙りチャーシュー(1331円)

  • ラーメン屋を100店以上運営している会社って20社くらいあるのだけれど、ある調査によるとその中での店舗数の伸び率は、1位町田商店、2位ラーメン丸源、3位魂力屋、4位田所商店、5位山岡家だそうだ。
    4位以外は納得だけど、田所商店って何?

    …って事で検索してみると意外とご近所に発見。
    ホームページを見ると千葉の味噌屋が、北海道、信州、九州と日本各地の味噌ラーメンが食べられるという触込みで展開しているらしい。
    味噌専門で100店以上展開って、どさん子以来じゃないか?これは一度食べておかないとな。

    味噌樽を模したファサードを入ると味噌ケーキや味噌ドレッシング、味噌漬などの物販コーナー充実。この時点で味噌文化で健康を!みたいな企業スローガンが伝わって来る。

    イチ押しメニューの北海道味噌+チャーシューを注文。

    あー、はいはい、なるほど。
    それほどエッジは効いていないものの、期待のちょっと上を行きつつ、誰もが不満なく食べれる、みんなが70点から85点をつけそうな味。
    スープは脂っこくはないが濃厚。中太で加水率高めの縮れ麺はスープとの相性バッチリ。味噌漬炙りチャーシューの満足感すごい。フライドポテトでなんちゃって北海道感出してるのはちょっと微妙だけど、まぁご愛嬌。

    ロードサイドは家系と二郎インスパイアばかりなので、高齢ドライバーにはありがたいのだろう。味噌ラーメンチェーンってマーケティング的にはブルーオーシャンと言えるかも。

    どさん子が昭和の味噌ラーメンチェーンの最適解だとすると、令和のそれにあたるのが田所商店なのかもしれない。