• 中華そば

  • 昨日の春木屋吉祥寺の定休日、その仇は荻窪で討つ?なんて考えたものの、爆安謎のお店がチラついて。

    しかし行ってみると、ラーメンとハムエッグ、ラーメンとカツ丼、サバとか色々書いてあり断念。隣の隣の丸福中華そばにしました。

    特に期待もなく中華そば。トッピングはメンマが200円と微妙でヤメ。ノーマルの中華そばというのも久々。

    寸胴の蓋を開け、見た目よりしっかりした話し口調の白髪のおじさんが麺を放り込みます。

    釜の代わりに寸胴を使っているのも珍しい。蓋をするのでよく沸きます。昔からこのお店はあって何回か来ていましたが特徴を覚えてなかった。

    スープもアクが少し出ようがアツアツこそ是といった感じ。炊き目のスープだから生目のもやしも余熱でいきます。

    生の歯ごたえやもやしの臭いはありつつも、生でない。これは許せる生もやし。

    丸い麺は硬麺好きからしたらフニャリとしていますが、一般の人の好みはこんな感じなのかも知れない。

    メンマは細めの醤油色。これはマシにしないでもいいかも。

    チャーシューは荻窪って感じの、締まった煮豚を斜めにスライスしたもの。厚みが変わって食感も微妙に変わります。

    味しみとかないけど、しっかり噛んで食べるこの系統のチャーシューも好きかも。

    スープはアツアツの時より最後の落ち着いた時の方が好き。ここにきてやっと、あースープはこれ東京の中華そばだわ、って思い直します。

    転々と穴の空いた円筒形の銀のコショー入れ。いわゆる粉っぽいコショーかと思いきや胡椒、軽めの粗挽き。この方が中華そばのスープには合うかもしれない。

    メチャうまではなく、B級ながら「これでいいんだよ」系のラーメンだと思います。中庸とはこのくらいのラーメンを指すのだ。そんな感じ。