• しおらーめん(1100円)

  • 10年ぶり位かな。
    一時は一世を風靡した旭川塩ラーメン。

    キッチンにアジア系外国人の若い女性2人、ホールに日本人の中年男性1人という変わった布陣。
    一瞬大丈夫か?と思うが、いや待てよ、最近山頭火は海外展開に軸足を移しているし、昔、香港かなんかで現地スタッフに任せて痛い目見てるよな…
    これってアジア系のスタッフを日本に呼んで研修してるって事か?ホールの日本人男性も指導員って事で説明がつく。
    日本の味を広めるべく、こうして頑張ってるのかな…
    2人への見方が変わってくる。全然違うかも知れないけど。

    半乳化した豚骨スープに中細縮れ麺。
    これこれ。
    確かフランチャイジーが味をブラッシュアップして人気がでて、本部がそれに合わして味を変えるっていう珍しいパターンだったよな。
    あれ、ここじゃなかったかな?曖昧な記憶。
    今でこそ、さほど真新しさも無いが30年前は、新鮮だった。

    そう、山頭火の凄かった所って、創業者が直感的に作ったのかもわからない秀逸なCIですよ。旭川のよくわからない塩ラーメンだけど、店名もロゴもインパクトあって、スープの上にトロチャーとカリカリ小梅っていうアイコン。なんか衝撃的だったな。

    それが今やセブンイレブンのカップ麺で買える時代。麺とか小梅とかインスタントにし易いタイプだとは思うが、あの再現度は史上最強。

    なぜかカップ麺を持ち上げた所で今日の呟きはおしまい。