• 麻婆麺

  • 寒い。

    ならばとステーキ屋さんの跡地へ。ステーキ屋さんも見て気になっていたのだけれど、去年なくなっていて。跡地にこれまた気になる辛い麺屋さんが。 

    もと中華料理屋さんで、そのラーメン部門が店舗を作ったみたいな。これがまた見た目に美味しそうな麻婆麺を作るのです。

    こんな寒い日には辛い麻婆に限ります。辛いものが得意でもないけれど、たまに暴れたくなるというかw

    得意でもないと感じたのは、お店のドアを開けてすぐ。唐辛子と山椒を炒った湯気が立ち込めており むせそうに。。

    とりあえず、お店の中では坦々麺、汁なしを抑えて辛さマックスの麻婆麺。それを辛さは普通、痺れ増しにしてみました。痺れ好き。

    麺は硬めで。麻婆は熱いからのびやすいのと、辛くて熱いから食べるのが遅くなってしまうため。

    さて、比較対象は蝋燭屋さんかな。

    ・・・なんてここまで甘く見ていた。まさか蝋燭屋さんを出すまでもない、なんてたかを括っていましたり

    いやいや。

    美味しい!

    いきなり蝋燭屋さんと肉薄です。これはどちらを選ぶかはもはや、好みのレベルではないだろうか。。少し比べてみます。

    まず、どちらもカウンター席だけなのは変わりません。

    で、カッコつけたければ銀座に大行列の蝋燭屋さん。TVでも紹介されメジャーでもあり、知っていると通っぽくてひとネタになります。是非知っていたいお店。女子率も高い。まず女子ならこちらかも。

    対する覇王さんはまるきり3匹のおっさんw 西遊記みたいな3人がお店を回します。悟空が勇ましく中華鍋を振り、猪八戒が麺を茹で、沙悟浄がホールを片付ける。まず、女子はいないw

    なんでそんな所から比較を始めるかといえば、もうこれは味をどうこうといった差があるものではないから。これはどちらも東京の最高峰で、どちらが好きかは好みによると思います。それくらい美味しい。

    個人的な感想としては、麻婆もさることながら麺が美味しいなと。食べると甘みを感じる。こんな麺も久々です。

    中華料理の汁麺。細身の白めな四角麺はこれとスープだけでも美味しい。本格派の中華料理の麺です。

    (硬さごとに良さがあるので絶対、硬めにした方がいいと思います。ちなみに対する蝋燭屋さんは少し麺が太く丸くてコミカルな感じ。)

    麻婆は痺れを増したら香りも増して、香りも蝋燭屋さんと大差なく思えます。

    キッチリ見ていくと、覇王さんは口当たりはしないもののとろみパート、汁部分が目立つかな。見た目は少しだけ劣る可能性。

    しかし味は良くて。豆腐の味もしっかりします。麺の甘さ、豆腐の風味と麻婆が引き立てあっている。辛さはマイルド。むやみに辛くないのも良いです。
    (蝋燭屋さんは普通でもかなり辛い。ここはいい感じに普通です。最後は少し汗が出る。)

    山椒は個人的には増しでいきたい。ホンマモンの山椒が香りも一段階引き上げてる気がします。

    後半は汁と麺。麻婆を分けて食べたり一緒に食べたり。汁麺だけでも十分美味しい。麺がやっぱり美味しいなぁ。そこに麻婆豆腐。これは鉄板w

    うーむ、嬉しい。今のところ、麻婆麺は蝋燭屋さんと比肩します。行列も蝋燭屋さんとは違うので、その点でもお得な気が。。

    (先日は寒空の下、蝋燭屋さんの前で30分以上いたし。そういえば今日は入ったら2-3人だったのが座るや後から後から入ってきて満席。ラーメン屋さんあるあるw)