今日は横須賀へ小旅行。
「遠くの新店は行ける時に行っておけ」という祖父の遺言を守る(嘘)。
県立大学という降りた事の無い小さな駅。
でも県立の大学があるくらいだから、そこの教員の生徒の胃袋を掴めば、採算は取れるかも知れない。
暫く歩いて、おそらくここだと言う建物の前へ。
表通りに面しての看板はスナックや居酒屋のもの。ラーメン屋の掲示はどこにも無い。
で、隣の建物との隙間みたいな路地を行くと、店名が書かれたA看板発見。
でも、入口はどこだ?この搬入口みたいなドアかな?半信半疑で開けるとちゃんとお店。
なんだか入店までが謎解きゲームみたいだなw
カウンターのみの小さな店内。先客はサラリーマンの2人組のみ。
柔和な表情のマスターに雲呑そばを注文。
飲み屋の居抜きにラーメン屋としての最低限の機能を備えました、って感じの小ざっぱりした清潔な店内。
暫くして出て来たラーメンに覚えた凄い既視感。え?たんたん亭系なの??
ビジュアルは盛り付けから丼から、ほとんどたんたん亭。
そうかぁ。その系列かぁ。事前情報入れて無かったものなぁ。
実際食べてみると、若干節モノなど和のニュアンスに弱さは感じるものの。ちゃんと丁寧に仕上げている。
帰り際、客が私一人だったので店主に「たんたん亭の系列で修行されたんですか?」と聞いてみる。
「どこにも修行した経験はありません。ただ、系列含めたんたん亭が好きで一番通ったラーメン屋さんです。丼まで同じの探しちゃいました!」笑顔で答える店主。
え?ただのファン⁉︎これは衝撃‼︎
独学でこの領域に辿り着いたと言う事か…
まぁ、正直言ってたんたん亭みたいに美味しいという以外特出した所は無いのだが、この一杯の再現性の実力があるのなら、限定でいろいろ打ち出して来るのだろうな。
今後が楽しみではある。