• 白醤油 山椒と炊き込みご飯

  • 風邪で咳をしたい欲求が堪えられなくなり東中野で下車。落ち着いたところで、先日、定休日に来てしまったメンドコロkinariさんへ。

    ここは何でも美味しいので、券売機の右下にえる白醤油 山椒を選んでも何も怖くない。それと炊き込みご飯にしました。

    店内に流れるBGM。悲哀も何も無いままイングリッシュマン イン ニューヨークを連呼していたのには呆れましたが、次の曲からはクリスマスかなんかの様で素敵でした。

    そこから次々と人が入ってきてテーブルまで満席になりました。さっきまでガラガラだったのに。ラーメン屋さんあるある。

    でもこのお店は、お店の景色の一部になることが嬉しいような。そんな感覚すら覚えます。一流の喫茶店みたいなところがある。それなので皆が集うのも分かる気もします。妙に落ち着くというか。

    そんなお店で出されたのがこれ。

    綺麗なラーメン。食べてみると、某お店で山椒の粒だらけのラーメンを食べた時より効果的に山椒が香ってきます。軽い痺れも堪らない。麺の具合もいい。

    これは美味しい。

    しかしサイドの炊き込みご飯がもっとインパクトがあって。何というか、普通に鶏とチャーシューの牛蒡の炊き込みご飯を作って、筍をプラス。

    これと別に玄米を甘辛醤油でわざとダマになる様に焦がし絡めて、先程の炊き込みご飯に混ぜる。上からレアチャーシューもサイコロでコロコロ。そんな食べ物です。

    ただの炊き込みご飯ならフーンで終わりますが、明らかに異なるサイズのお米が甘辛くダマになっている。ラーメンにも感心しましたが、こちらにも感心しきり。他にないと思います。

    駅からも近いし、落ち着いた空間だし、食べ物は美味しいし。音楽のチョイスと空間の広さと全体の色調も良い。言うことないですね。

    客のこちらも何かしなければという感覚に陥ります。とりあえず片付けやすい様にお盆にお水も載せてみたりして。

    今日も満足感が段違いでした。