• チャーシュー麺

  • 千葉からの帰り道。都営浅草線は浅草から先、そのまま乗ると北総線という電車になります。いわゆる乗り入れというやつで、これで千葉方面へ行けたりします。

    浅草橋で総武線から乗り換えする流れで、総武線に乗る前に何か食べようと懸念だったこのお店に行くことにしました。

    総武線の浅草橋でいうと西口。西口からは1分というところですがこの西口は浅草線の乗り換えと逆の出口。何度かここから浅草線に乗りましたが単純にこちらの出口に来なかったので行く機会がなかった気がします。

    先日ここのタイムラインにこのお店が載っており、帰りに間に合えば行こうかな、なんて仕組んでいました。ギリ間に合って21時閉店のところ20:25に着。

    流石に閉店ムード。店員さんも上がりを締めているのか「あ、きたのね」なんて感じ。一応お客さんは先に2人います。静かな店内。

    たまにマシンボイスがもそもそ喋っています。食洗機とかなのかと思ったら麺を茹でるパートから謎の声が。これは謎のまま。

    そのうち、カウンターを越えて「お待たせしました」と丼が置かれました。特徴はザルに入った鰹節。ここはお店の入り口にカツオの飾りがあるように、とにかく鰹節をハードにきかせたラーメンを出すみたい。

    実際、鰹節がかなり出ていて、というか出過ぎなくらいなので酸っぱく感じます。それでも鰹節の濃縮スープなので、口の中で唾液で薄まると旨味を感じます。結果、なんだかんだ美味しいと。。もちもち系に近い麺ともあっています。

    個人的にはチャーシューが素敵で。ここのチャーシューは脂がとろけるタイプ。お肉は締まっていてメリハリがあります。最初白く固まっていたお肉の脂はスープの温度で消える。これも美味。

    追いがつおなる、ザルに入った鰹節は卓上の小椀に置きます。これだけ元のスープが煮出されていると、どれだけおいておいても変わらない可能性。とりあえず、食べにくいのでどける感じ。

    温度管理を丁寧にした、という割に酸味や苦味が出るまでぎゅうぎゅう煮出された鰹節ですが、なんだかんだ悪くなくてスープは結構減ります。特製のハ味なる唐辛子(器の穴が小さくなかなか出ない)も(振りまくって)大目に入れて楽しみます。

    トータルで美味しいラーメンな気はします。

    ・・・何でこんなグレーな書き方なのかというと、終始ずっと暗い単調なボヨーンというインスト音楽がかかっていて墓場みたいだったから。。時間的にかもですが、ずっとこれを聴きながら作業する精神状態ってどんなんだろうという。。そこだけかな。。